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有人宇宙港をめぐる冒険

ひまわり。一番好きな花なんですけどね。そんな花の名前を暫定的に借りて、「秋田大学衛星製作物語〜教官苦労話〜」の続編のタイトルとしておりましたが、この度、「有人宇宙港をめぐる冒険」とタイトルを改めました。タイトルの意味は、またおいおい。
これからもよろしく御願いします。

=====本家も久しく更新してないなぁ(^_^;=====

トータル 本日昨日

20030901 夏休みが終わったらしい [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

朝一番で秋田に帰ってきましたが、羽田空港はごった返していました。夏休み、終わったんじゃなかったっけ?

しかし大学に来てみると、キャンパスは自転車で一杯; やっぱり夏休みは終わったらしい(^_^; 秋田大の学生ってまじめだ。京大時代は、5月の連休が終わるとキャンパスは閑散としてたのに<それで良いのか、京大;

それから余談ですが、この日記へのリンクを見るとMEF日記から探して来てくれる人も多いので、井本さんもお忙しいようだし、MEF日記の方からのリンクを私の方で張り替えてみました。

_中国:火星探査は無理でも準備研究は着々と進展

(秋山の個人的な感想)月も火星もは無理じゃない?と先日書きましたが、やっぱり当面は無理みたいですね;

_Not Culture but Perhaps a Cult

(秋山の個人的な感想)シャトルのないアメリカの宇宙開発は想像できないけれど、それってカルトだ、という事でしょうか。

日本でも”有翼機開発を!”という声が多いですが、”ふじ”プロジェクトの人をはじめ、有翼機ありきはおかしいという声も在ります。

僕自身は”白かろうが黒かろうがネズミを捕るのは良い猫だ”という考えですが、安くて安全ならどちらでも良いのですが。。。ま、しかしそれ以前に有人打ち上げ能力の開発に取り組むのかという問題もあります。難しい問題です。


20030902 ツッコミ多謝 [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

ちゃくちゃくとツッコミをいただける方が増えていて、うれしい限りです。が、前日以前だと、全部見て回らないといけないから気が付くのが遅れたりしていてすみません;

tDiaryのバージョンを1.5.5にあげれば、ツッコミが入った段階でメールで知らせてくれるように出来るようなのですが、まだ忙しくてバージョンアップできていません。

来週末はまた筑波ですが(<9/13のNASDA一般公開はまたお手伝いに行くことになりました。見かけたら是非声かけてください)、今週末は久々におとなしく秋田にいます。2週間ぐらい、まとめて仕事が片づけられる予定。

ところで試験体を磨く間、暇なので”宇宙生物学への招待”なんぞという本を読んでみましたが、結構面白かったので読書欄に追加。ちなみにこちらで、11月の宇科連で発表予定の内容に関して議論を始めようと思っているのでご興味在る方、是非書き込みください。

_The Intrinsic Rights Of Martian Bugs

(秋山の個人的な感想)その昔、宇宙研の食堂で理学系のY氏と工学系のY氏(これじゃ区別がつかんな;)と話をしていた時のこと。工学の人としては、火星のテラフォーミングをやって良いなら(お金や機会が与えられるなら)是非やりたいけど、まぁ生き物が居たりすると面倒になるのでちょっと待てよ、って話になるわけで、、、というようなことを話していました。地球対象にテラフォーミング(というかテラフィックス?)してみても良いんだけど、予想外の反応とかがあると生き物が被る被害も馬鹿に習わないわけで、おいそれと実施できない、と。

しかし、火星にも生き物は居る可能性はゼロではなく、こういう検討は必要だと思います、はい。これは科学のみならずいろんな分野の人も参加すべき話なんですけどね、ホントは。

_Potentially Hazardous Asteroid Given Torino 1 Rating

(秋山の個人的な感想)これがホントに衝突軌道に乗っていれば、おそらく宇宙開発は飛躍的に進むんだろうなぁ。。。。とか考えてしまうのは悪魔の思考なんですよね、きっと;

_JAXAご紹介ビデオクリップ

(秋山の個人的な感想)いろいろと言いたいことはありますが、しかし良い作品だと思います。出てきている人を判別するというのもまた一つの面白い見方か、とも(笑)


20030903 短期予報もあてにならねぇ; [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

気象庁の長期予報はあてにならないと最近では評判ですが、短期予報だってあてにならないじゃないか;

秋田は非常に湿気も高いし曇天・雨天率も高いので、晴れた日は貴重です。布団を干したり洗濯物を干したり、そりゃ重要な日なのです。

んがしかし。日中に帰るわけに行かない僕としては、朝の段階で”午後に降るか降らないか”がわかっていることは非常に重要。本日は午後も降雨率60%とか言うから、選択干さなかったのにぃ。晴れてたじゃん、終日。きーーっ!!

・・・・なんかハウスキーパーと化してるなぁ。。。。。

_人類初の月面歩行、もう一度見たいニュース映像のトップに

(秋山の個人的な感想)ほーら。やっぱり見たいんじゃん。アポロが月に行ってないなんか馬鹿なこと言ってるのは極一部の馬鹿だけだというのがこれでも明らかですね。思うんだけど、やっぱり馬鹿は馬鹿と呼ぶべきだと;

_Will China Go Solo On First Mission

(秋山の個人的な感想)3人乗りだけど1人だけ送り出すその理由は、まぁ余裕を持たせてとか安全性からというのも在るんでしょうが、中国初の宇宙飛行士は一人で良い、すなわち英雄は一人で良いと言うことですかね?

ところで台湾籍の人って、シャトルとかで宇宙に行ったこと無かったんだっけ?

ま、いずれにせよ中国の有人ロケットの打ち上げは近いっちゅうことですな。

_Unexpected Discovery About Core

(秋山の個人的な感想)こーいったコアを調べるのは、やっぱりMタイプの小天体に行って、サンプルを持ち帰ってくるのが一番かと思うのですが。

_Europan Ice Domes Could Be First Place To Look For Life

(秋山の個人的な感想)うーん。懐かしい。そーいや、我々の研究のスタートはこのPappalardo博士の研究が元でした。発表の時、Pappalardo博士の名前を読むのが大変だったんだよなぁ、舌噛みそうで;

_ おまけ

天井に涼しげな“青空” 太陽光利用照明で快適

(秋山の個人的な感想)そだっけ?いつも筑波ではそんなことに気が付くまもなく打ち合わせしてたり暗室で実験してたりするので気が付かなかった;あの建物が免震構造で、積層ゴムの上に載ってるので最大で60cmは動く可能性あり、というのは知っていましたが;


20030904 やられた; [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

昨日は天気予報も終日晴れということで、朝、いそいそと布団を干して大学へgo!大学では一日、あれやこれやと書類を片づけて熱中していたらはや夜の8時。さて、帰ろっと思って気がついた。布団、干したままじゃん;;;

せっかく干した布団はまたしっとりと湿っておりました。がっくり;

それはそうと、ブラボーな記事を発見したのでまずはこの御報告。しかし、タイトルが良いですね。”68歳クマさん、クマ投げる”

これをブラボーと言わず何という???

_木星大気に突入する探査機ガリレオ

(秋山の個人的な感想)思えばガリレオの映像や情報に、どれだけ心躍らされたか。毎回お金の話で恐縮ですが、これが12億ドル、すなわち1300〜1400億円。たとえばガリレオ並みの成果を上げるミッションが、これだけの予算を使います、ということを言ったとして、日本で認められるかというと。。。難しいだろうなぁ;基本的に、興味がないんですよ、ホント。それを日本がやらないといけないと言う意識も無し。フロンティアとか科学に対する認識不足というか興味の欠如というか、、、なんでやねん。。

_Senators Deplore Lack Of Vision In US Space Program

(秋山の個人的な感想)もっとも、先日NASA長官のコメントにも在ったように、アメリカも宇宙開発の目標性を失っているという発言も。今度は上院議員だそうです。国際宇宙ステーションは政治戦略に翻弄されているという寄稿文も在るようですが、ま、それは宇宙関係の人ならみんな思っていることで;個人的には、日本もそのぐらいばっさりとバーターで物事を考えてくれるぐらいの方が、国際戦略にビジョンが在ってよろしい、と思ったりするんですけどね。

_宇宙開発利用の方向性検討へ=専門調査会を再開−政府会議

(秋山の個人的な感想)ただ、上記にも絡みますがこれはちょっと気になります。そもそも小泉政権の宇宙開発に対する考え方は、私はあまり期待していませんが、しかしこういう話が出てくるというのは、ちょっとは関心が向いてきたのかな?とかも思ったり。タイミング的に9/3の宇宙開発委員会で話が出たのかとも思うのですが、議題にはあがってないんだよなぁ。。。。

_宇宙開発に関する長期的な計画

(秋山の個人的な感想)うーん。いろいろ勉強になりますが、”我が国の宇宙開発は、世界で4番目に自力で人工衛星の打上げに成功して以来、これまで幾たびかの困難な事故・トラブルを克服し、欧米諸国に匹敵する技術水準を獲得してきている。”という冒頭の記述はいかがな物か、と。ここは”中国の有人ロケットに大きく水をあけられている”と書くべき?(^_^; ちゅうか、西向いてるよ、西。東も西も見ようよ

_NASA、シャトルに代わる小型宇宙船を今後5年で実用化へ

(秋山の個人的な感想)先日のコロンビア事故の報告書にも在りましたが、新しい有人打ち上げ手段に関して検討が進んでいるようです。こちらによると1.35億ドルの研究予算を付けたとか。カプセルが採用されるかどうかと言うのも興味が持たれますが、しかしこういった小回りのきくものを作ろうと思うのは、ま、在る意味NASAがシャトルの呪縛から解き放たれつつあると言うことですかね。

_NASA Space Infrared Telescope Facility Mission Status

(秋山の個人的な感想)先日の12億ドル、ちがった、赤外線天文衛星のファーストライト画像です。良いっすね。

_Drip Drip Drip Under A Feeble Sun

(秋山の個人的な感想)まだまだ火星の水を巡る話題は豊富なようですが、でもエウロパには液体の水が今でも多量にあるんだよぉ、と僕は声を大にして言いたい。

_<科学研究補助金>企業研究者にも配分へ 総合科学技術会議

(秋山の個人的な感想)ま、これはおまけみたいな記事ですが、しかし前にも言ったように、僕が民間にいる時にこーいうことはしてくれれば良かったのにぃ(T_T)


20030905 やられた part2 [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

やられた。昨日、夜の8時まで布団を干しっぱなしにするという失敗をした僕は、本日18時までの降水確率10%を信じて布団を再度干して大学へ。

午後4時。ふと外に出てみると。。。。雨降ってるじゃないですか(T^T)ウルウル

気象予報なんて、金輪際信じてやるもんかっっ!!!

_先日のNASAの新有人打ち上げ手段の要求スペック

(秋山の個人的な感想)漏れてました;こちらを読むと、要求スペックが分かります

_ブラジルの事故後の決意

(秋山の個人的な感想)ブラジルの明日の宇宙への扉に、敬礼

_いん石のクレーター跡か、南ア・御池山で発見

(秋山の個人的な感想)今度は、本物みたいですね。数値地図を見てみようと思ったのですが。。。秋田大には250mmメッシュしかなかった;残念。もっとも50mメッシュだと見えたのかどうかもわかんないですが;

しかし、検索途中にこんなところを見つけましたが、クレータではないかというのは昔から言われていたんですね。

_NASA/ESA Hubble Assists Rosetta Comet Mission

(秋山の個人的な感想)アリアンの打ち上げ失敗などに引きずられる形で打ち上げが遅れ、探査対象も変更になったロゼッタミッションですが、ロゼッタのためにハッブルが対象天体の観測を行ったという記事。小天体の形に興味がある僕としては、この形は面白い。硬い部分と柔らかい部分が丁度4つに分かれてるんでしょうかね?衝突破壊による形状、衝突地形が影響してくる形状、というのを考えていましたが、蒸散による形状変化というのも考えないといけないんだなぁと思いました。

_Keck AO Images of Asteroid (511) Davida

(秋山の個人的な感想)ハッブルに負けじとケック望遠鏡も小天体の形状を観測。今日は小天体の形状屋さんにとってはたまらん一日ですね(笑)こちらの形状も、さっきの形状もそうですが、デジタルデータが欲しいなぁ。ポリゴンデータ、どっかにないか探してみよう。。。


20030906 たまには疾走してみたり [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

いやはや。昨晩、なかなか寝れずにちょっくらドライブに行くか、と出てみたら、暴風雨(^_^; そんなもんには負けじと走り回りましたけどね、道の真ん中に倒木があったりで結構びびりました(^_^;

早朝にはよーやく落ち着いて帰って就寝。その後、大学に来て実験なんかやっちゃってました。遊びが少ないなぁ;

しかし、今やっている実験、一計測に4時間とかかかるので;その間本読んだりもしています。小川一水さんの”第六大陸”2巻目も読み終わりました。

とっても面白いです。でも、やっぱりちょっと不満です。宇宙はそんなに都合良く出来てないし、偶然が宇宙開発を助けてくれることも無いと僕は思っています。前巻の中国の月面基地の話はかなりリアルだと思いましたが、今回はちょっと予定調和すぎるなぁ、とも。

とか書いてると文句ばかり言ってるようですが、面白いんですよ、ホント。是非、御一読ください。

_宇宙基地の経費は1兆円超 日本負担分の全容判明

(秋山の個人的な感想)Yahooの掲示板で、1987年を1997年と読みそこなって”6年間で6000億円っ!!”などとたわけたことを書いて指摘されてしまいました。面目ない;

しかし、”経費は1兆円超”とか書かれると、それだけでなんだかインパクト在りますね。いや、実際かなりの金額だとは思いますが、20年とかで1兆円とすると、銀行の不良債権処理に投資された公的資金と比較した場合いったいどうなんだ、という感じもしますから、やはりこういうのもマスコミの文章ハイライト手段の一つか、と。

宇宙ステーションに金を使うので在れば、少なめの予算だとは思います。しかし、それはアメリカのステーションだしなぁ、とか、もちっと別のことに使った方が将来的に発展性のある投資だよ、とかも思います。

このあたりの議論がないまま、ずるずると来てしまっているのが問題なんだろうなぁ。。。。


20030907 秋田は燃えていた(笑) [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

今日は、ニュース無しです;だって世間は日曜だったんだもの。僕は今日も朝から実験してましたけどね、大学で;

今やっている実験は、1計測4時間かかるので、このサイクルで生活が回っています。セットして計測初めて3時間ぐらいの空き時間に寝たりご飯食べたりその他の仕事をしたりして、大学に戻る。計測結果をチェックして、試験条件が変化していないかも調べて新しいサンプルを置いてまた試験。この繰り返し。結構疲れた(^_^;

しかーーし。裏番組では、某探査計画を巡って熱いメールが遣り取りされていたりして、秋田は燃えていたのであった(笑)<発火点2

でも、良いことです。真剣にぶつかり合えば、きっとどんどん良い探査計画になっていくと思います。

さてまた1週間始まりますが、一歩一歩行きましょう!

_ ・宣伝:NASDAつくば宇宙センターの一般公開

(秋山のちょっとびっくり)実は14,15とNASDAで試験するんですが、それを知ったH氏に、”んじゃ13も手伝ってね”と強制連行(T_T)

ところで僕も今初めて知ったんですが、今回、

第1部 公開イベント 10:00〜16:00

第2部 宇宙「ジャズコンサート」 16:00頃〜18:00

と2部構成で、ジャズコンサートがあるんですねっ!!!

知らなかった。。。というか、展示要員はJAZZコンサート聞けるんですか?で、誰が来るんですが、このJAZZコンサート?

情報収集しておきます。


20030908 寝付かれない; [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

うー。睡眠不足;

昨晩はホットなメールの遣り取りなんかもあったというのもあるけど、実験が佳境にさしかかっていたり、いろいろと考えることもあったりで寝不足の朝を迎えたわけです。となると、今日はゆっくり寝れると思ったのですが。。。なんか秋田、湿度がまたすっごく高くなっていたりして、スコールのような雨が時折降るので窓も開けて寝られず。おまけに19時には寝始めていたのに、21時前に、昨日来るはずだった宅急便が送れて到着したりして起こされちゃうし、その後眠れずに夜中までもんもんと。おまけになんだか指が腫れているようで、握ってみるとすごい違和感在り。まるで昔、しもやけになって指が腫れていたときのような感覚です。心なしかキーボードを打つのも指が重い;今週末は筑波だし、学会用のアブストラクトの締め切りも近いから、ぐずぐずしているわけにはいかないんですけどね。

_NASA Selects Commercial Space Ride For Technology Experiment

(秋山の個人的な感想)これは面白いなぁ。650万ドル。ざっと計算すると7億5千万円?探査機の値段としたら安いでしょうが、なんやかんやでもちっと稼げるとは思いますけどね。また探査機のコストそのものも圧縮することを考えているのでしょう。しかしソーラーセールか。日本のソーラーセールチームが勢いづくなぁ(笑)日本でもこういうの、やってみたいですが、そんな体力のある民間会社はないか;

_バクテリアで電池、米大学チームが開発に成功

(秋山の個人的な感想)ふむふむ。糖分をどこから持ってくるかの問題は在りますが、エウロパでも使えないかな?エウロパ生命を使ったエウロパ内での発電。いや、やっぱりそれよりは熱電対発電の方が効率が良いか?

なんせ、そもそも太陽光強度が1/25の木星圏で、しかも十数kmの氷の下ですから、太陽光はゼロ。太陽発電は期待できないですからね;もちろん原子力電池を持っていくというのが一番簡単なんでしょうが。。。

あと、ブラックスモークで生成されて居るであろう化学物質を利用した発電もあり得るでしょうけどね。

_ Senate Appropriators Fully Fund Shuttle, Cut International Space Station

(秋山の個人的な感想)スペースシャトルに39億7000万ドル、国際宇宙ステーションに15億ドル。これだけをあわせても55億ドル。6380億円。ひょー。もちろんNASAの活動はこれだけじゃないですから、すごい額だなぁ。まぁしかし、それだけの支出であのステーションもシャトルも運用しているなら効率良いかもね。日本の出資とそれに対するリターンを考えたら。。。しかしそうすると、先日ロシアが請求したという11兆1150億円というのは?(^_^;これが高額すぎるって事?宇宙関連のお金はよく分からないと思う今日この頃です;;

_NASA's Implementation Plan for Return to Flight and Beyond: Summary

(秋山の個人的な感想)例のコロンビア事故の報告書を受けてのNASA側のお答えみたいなもんですが、しかし、書類を作るのが早いなぁ。もちろん事前にコロンビア事故の報告書の内容は行ってたんだと思いますけどね。本文は156ページもあるのでさすがに目を通す時間がないのでざっとサマリーを読みました(^_^;<しかもサマリーを斜め読み;

Conclusionの冒頭ですが、"Tne American people have stood with NASA during this time of loss. From all across the country, volunteers from all walks of life joined our efforts to recover Columbia. "

くーーっ。なんたる一体感への自信!定冠詞theの用法とか、もう一度調べ直してみたくなりますね。

と、ちゃかすのはそのぐらいにして、でも、正直そう言い切れるアメリカ国民とNASAの関係がうらやましくあります。たとえば、今後日本が探査機を失ったりしたときに、”全ての国民がJAXAと共にこの悲劇を耐えた!”と言い切るだけの事が日本の宇宙機関に出来るか?というと、言えないよなぁ、きっと。頭下げちゃったりしてね。まぁ、有人と無人という違いは在るんでしょうけど。マスコミは、俺たちゃ追求する側だもんね、ってな感じで、世論は”税の無駄使い”と言っている!とかね。日本で宇宙開発やったり惑星探査するのは、在る意味いつ後ろからばっさり切られるんじゃないかとビクビクしながら合戦に臨むようなものの気がします。ま、NASAでもそう言うところは在るんでしょうけどね。でも形として、こういう風に言えるか言えないかという違いはやっぱり大きいと思うなぁ。それがどういう形で現れてくるか、というとですね、だんだん何も言えなくなっちゃうんですよ。

その昔、チャレンジャーの事故の時に、ファインマンが”だんだんとNASA組織内でネガティブな発言が出来にくくなっていった状態が問題だ”と言ってましたが、それはその通りなんですけどね。しかし、それを育て上げたのは、マスコミであり周りの風評だったりするんですよ。ファインマンがそう言ったのは、”アメリカ国民は正当な宇宙開発、そして不可避的に起こる事故に対して、ちゃんと受け止められるだけの一体感を、NASAに持っているよ。だから自信を持って、国民を信じて、一緒に進んで行けよ”と言いたかったからそういえたんだと思うんですよ。

プラネテスで、大規模事故の後に責任者が記者会見で責任をどう取るんだ!と言われて、”次は成功して見せます”と言ってのけますが、あれは強い責任感の表れでもあると同時に、強い自信、強い一体感が在るから田と思うんですよねぇ。世の中、ヒーローを求めてると言いますが、それを叩きつぶしたがってるのもまた世の中なのです。で、日本というのはホントそういう世の中なんだよなぁ;

探査機は元気だよぐらい言える世の中になって欲しいです、ホント。

_ ・<ニュース日記1000hitお礼!>

(秋山の個人的な感想)どうもありがとうございます。毎日20〜30人の来訪者があります。ホームページの方には30〜40ぐらいの来訪者があり、こちらはさすがに毎日更新しているというわけではないので申し訳ないです。ホームページの今後の更新予定としては、SELENE-Bの個人的応援ページと解説を充実させていこうと思っています。ここでは計画概要を近日アップ予定です。また掲示板の方では、今後の日本の宇宙ビジネスの方向に関して議論をやりたいなぁ、と。私がここで書く内容は、11月の宇科連で発表予定の内容にする予定です。

ニュース日記の方は、実は自分自身にとっても海外のニュース源にまで手を伸ばすようになって、いろいろと参考になっています。最近では中国の動向が気になるので、中国初のニュースソースも暇があったら探す日々です。いろんな知識や他の情勢を知ることは、自分がやりたいことを実現するために重要な基盤となると思うので、毎日続けていきたいと思っています。

これからもよろしくお願いします。


20030909 すっかり遅くなりまして; [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

ごめんなさい、すっかり更新が遅くなりまして(^_^;

9/10が惑星学会の予稿の締め切りと言うこともあって、実験したりそのデータを解釈したりそれをまとめたりしたり、それ以外にも多数のメールを処理したりで時間が一杯一杯で更新できませんでした;

秋田は相変わらず湿っぽかったんですが、本日は朝、起きてみるとなにやら晴れの気配。天気予報は曇り/雨だったんですけどね。最近の天気予報はあてにならないので、自分の勘を信じて洗濯開始っ!外に干して出かけましたが、これが大当たり。やっぱり今日は晴れだった。よかったよかった。<でもさすがに布団を干す勇気はなかった;

_ハッブルの観測で新たなカイパーベルト天体が発見された

(秋山の個人的な感想)画像はこちらで見えます。しかし、ハッブルはここ最近も大活躍ですね。他にも、見事な土星の輪の写真を撮っていたりします。写真そのものはこちらから見れます。しかし、土星って何でこんなに美しいんでしょう?このわっかといい、本体のグラディエーションといい。。。神の造形だと信じたくなります; 地球ももちろん、美しいんですが。

_

最高極秘扱いの米軍事衛星発射 電子傍受専門か

(秋山の個人的な感想)と、土星の美しさから宇宙の神秘に触れて貰ったところで、今度はばりばりの宇宙の現実へ(笑) 以前にも巨大な構造物の御紹介はしたかと思うんですが、宇宙は立派な軍事の舞台なんですね、実際のところは。また、その戦略的な重要性なんかも、アメリカではちゃんと取り上げられております。

きな臭い場所なのだ;

_Chandra "Hears" a Black Hole for the First Time

(秋山の個人的な感想)ま、そんな夢のない話ばかりでもあれですので、今度はチャンドラによるブラックホールの映像(?)。ま、”see"じゃなくて”Hears”みたいですが。

(補足:日本語のニュースがこちらで読めます)

_Ed Lu's Journal: Entry #11: Dark Side of the Earth

(秋山の個人的な感想)宇宙のきな臭さ?を消すべくもう一つ綺麗な画像を。もう2つかな。ステーションから見たオーロラと、地球大気上層部にかすむ月です。綺麗だなぁ。。。。。

_Wanted: Public's Opinion About NASA Space Station Research Institute

(秋山の個人的な感想)日本人の意見も反映して貰えるんでしょうか?

_European Student Experiment Reaches The Space Station

(秋山の個人的な感想)まぁしかし、こういうのを読むと、恒常的にステーションが有ることの、科学的意味に限らぬ利点も大きいですよね。

_使いたくないなぁ;

(秋山の個人的な感想)ま、英語読めなくても写真見て貰ったら分かるんですけどね。倒れてますね、組み上げ途中の衛星。しかも、ぐしゃっとつぶれちゃってます、頭の部分(^_^;

使いたくないだろうなぁ、、、、この衛星。でも、一応検査して、”大丈夫そうですっ!”って大部分は使っちゃうんだろうなぁ。。。

悲劇ですね、こりゃ;

_NMSU Astronomer Analyzes Mars Rover Landing Sites

(秋山の個人的な感想)今年は火星探査機の打ち上げラッシュでしたが、実際のところはこれからが面白いんですよね。これらの探査機が火星に到着して、どんな事実を教えてくれることか。ワクワクしますね。あと2〜3年は死ねないぞって気になります、ハイ。

_The Planet that Won't Go Away

(秋山の個人的な感想)大接近をしている火星ですが、昨日は月にも大接近(見た目ですが;)でした。地球から見ると月のすぐ下を、火星が通り過ぎていきました。都内よりも秋田の方が、より近く見えたんですよね。へっへっへ。今日は良く晴れたので、ばっちり見ることが出来ました。最初は月の左下に見えたものが、再接近時を挟んでその後は月の右側に見えて、ああ、月って動いてるんだと実感させてくれる瞬間でした。

ちなみに重い(245kb)ですがこちらにそのとき撮った画像有り。S1Proの望遠レンズで撮った画像です。

_Symposium On Space Applications For Sustainable Development

(秋山の個人的な感想)特にコメントは無かったりしますが。。。(^_^; もちろん重要な取り組みだと思います。そもそも、宇宙に出て行くのはただの膨張主義であったり消費主義で有ったりしてはいけないと思います。実際のところ、どう展開していくのかは、まさに”地球人”としてのモラルが問われるところなんでしょうが。

_Antimatter Factory On Sun Yields Clues To Solar Explosions

(秋山の個人的な感想)トリビアの泉じゃないですが、”へぇ”しかし最近、ネタの質が落ちてきてると評判ですね(^_^;<トリビア


20030910 いやはや [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

御推測の通り、2日分まとめて日記を書いています。(9/9の日記もアップしてます。よろしくー♪)結構疲れるな、貯めると(^_^; やはり毎日書くことが継続への重要な条件ですな。しかし、寝不足が続いているはずなのに、どーしてこうも眠りが浅いのかな?日記を書いている現在は11日の朝6時なんですが、昨晩は12時過ぎまで大学にいて寝たのは2時なのに、5時には目が覚めていた。ここ最近は毎日3〜4時間しかねていない気がする。。。。(°o°)ハッ!! 年寄り??

_Sunlight Makes Asteroids Spin In Strange Ways

(秋山の個人的な感想)これはなかなか興味深い記事ですね。ネイチャーを読まなきゃっ!

_Clarke To Address Los Alamos Space-Elevator Conference

(秋山の個人的な感想)さて、建造は始まるのでしょうか?しかし、ひょっとして我々がホントにおじいさんになったときに、孫達から”ねぇ、おじいちゃん。昔はロケットなんか危険な物に乗って宇宙に行ってたの?”と聞かれるのかもしれません。

_Clarke To Address Los Alamos Space-Elevator Conference

(秋山の個人的な感想)思うんですが、NASAの火星探査機のカメラって大活躍ですよね。先日も、火星に留まらぬ火星からの天文観測なんかもやってのけたりで、感動していたところでした。

あと余談ですが、この写真からも分かりますが、NASAの探査機画像の一次処理をしてるのって、マーリンスペースっていう民間のベンチャーなんですよね。<だからNASAが探査機画像をいち早く加工して宇宙人情報を隠蔽するなんて無理(笑) 日本でも今後、探査機画像がSELENEで一気に増えますから、このへんの受け皿としてのベンチャーには可能性有り、何ですが。。。

_人工生態系の研究中止へ 居住実験バイオスフィア2の巨大温室

(秋山の個人的な感想)えーっと、”ずさんな研究管理などが原因で居住実験が失敗した”というのは共通認識として成立してたんですね、既に(^_^;

でもね、思うんです。やっぱり、”やってみる”って事が一番大事なんですよ。往々にして、スポンサーや上の方はそれをまぁ結構いい加減に運用したりいろんな思惑からやるから、実際のところはあまりやる気がなかったりしたりもしますが、我々の世代というのはそう言う上をうまく”利用して”、ちゃんとした物に仕上げていくことが仕事なんじゃないか、と。で、ちゃんとした仕事になれば、実はそんなにやる気の無かった上の方も、業績になってうれしいわけですからね。(でも、それなら最初からちゃんと協力してよ、とも思いますけどね;) 等々と最近某探査計画の立案をしていて思ったりもするのであった;


20030911 ようやく寝れた? [長年日記]

_ 13からの出張と実験を考えると、今日はぐっすり寝ないと死んじゃう;

というわけで、19時には早々に就寝。ビールと缶酎ハイを飲んで、眠気もばっちりだ。

。。。んがしかし。20時に業者からの電話で起こされる;とりあえずまだ眠気はあったのでその後寝たが、21時、22時に何故か目が覚める。22時に目が覚めた後は全然寝れず;

結局3時頃までなんやかんやとやって、ようやく寝れた。ま、睡眠不足は何とかなるんじゃないかな?

_次世代宇宙望遠鏡のミラー承認

(秋山の個人的な感想)ハッブルはある意味望遠鏡らしい望遠鏡だったけれども、次世代の宇宙望遠鏡は面白い形ですね。どんな映像を見せてくれるのか、今から楽しみです。

_Designing A Better Catalyst For Artificial Photosynthesis

(秋山の個人的な感想)これは興味深いテクノロジーですね。光合成というのは非常に重要な役割を果たしていて、酸素という活性に富む物質を大気中に蓄えさせることで、地球に生命があふれかえることが可能となったのです。エウロパでは光合成は行えないので、このような”ハビタブルゾーン”が全球に広がっていない可能性もあります。(ハビタブルの定義いかんにもよりますが。)将来、宇宙空間における居住区の建設や、火星のテラフォーミングなどでも必要となる技術に発展するはずです。今後の動向を注目したいと思います。

_光で自在に曲がるプラスチック膜 東京工業大が開発

(秋山の個人的な感想)もう一つのおもしろいテクニックがこれ。これ、いろいろと発展させようがありそう。考えてみよっと。

_Updated Antenna Will Help Out NASA During Busiest Of Times

(秋山の個人的な感想)月のひつじはもう御覧になりましたか?あのアンテナがバージョンアップ、とのこと。一度見に行ってみたくなりました。


20030912 ばたばたばた・・・・ [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

今日は夕方から都内に向けて出発しなければいけないので、かなりバタバタ。しかし、2週間はあっという間だなぁ。。。結構都内滞在時間が長い気がする;;;

日記のアクセス数が鰻登りだったのでリンク先をたどってみると。。。

ただのにっき”でリンクして頂けていました。おまけにパラボラ関連記事が認められて、”パラボラアンテナ”でも取り上げて頂きました。感謝ですっ!

_探査機、21日に木星突入 NASAのガリレオ

(秋山の個人的な感想)お疲れ様でしたっ!僕はアポロの着陸は見ていない世代なので(いや、網膜には写っていたのですが認識はしていなかったはず(^_^;)、パイオニア、ボイジャー、バイキングに次いで深く印象に残った探査機になりました<ガリレオ

思えばHGAが展開しなかった(そうだ、これもパラボラだ(笑))にもかかわらず、最後までがんばり抜きました。これこそ惑星探査の神髄、と勉強させてくれるミッションでした。少々のトラブルに動じることなく、最後までねばり強く!です。負けてられないぞっ!

なお、ガリレオの最後の模様はこちらで中継があるとか。タイムラグはどうするのだろう?(笑)

_Bill to Restore Vision for NASA's Human Spaceflight Program

(秋山の個人的な感想)結局のところ、宇宙開発、特に有人宇宙開発は、明確なビジョンを欠いてるんですよね、日本に限らずアメリカも。昔、手塚治虫の書くマンガに、人々が宇宙開発熱からさめてしまう世界の話が良く描かれていたけど、そう言う物なのかなぁ。。。僕にはよく分かりません。

_Undergrads Ready For Launch

(秋山の個人的な感想)でも、若者はやっぱり宇宙に行きたいんだと思うんですよ。もちろん僕も”若者”ですから、宇宙に行きたいんです(*^_^*)

確かに身の丈に余る投資は難しいですが、しかし、こういう”行きたい”という気持ちが、これまでも我々の地平を広げたと信じつつ、今日も研究に勤しもう。。。。

_S. 1584 [Report No. 108-143], FY 2004 NASA Excerpts (part 1)

(秋山の個人的な感想)2004年のNASAの予算案に関する報告書です。コロンビアの事故というのは、NASAの今後を大きく変えていくエポックメーキングな事件になりそうですね。もちろんチャレンジャーの事故も、アポロ1号の事故も、人命損失を伴う大きな事故でしたし、それによって内部は大きく変わりましたが、いずれもプロジェクトの継続が歌われました。今回の事故は、プロジェクトを中止することは有りませんが、新たな宇宙往還機に着手する契機になったり、そもそもアメリカの宇宙開発のビジョンを問う契機になったりと、ここが分水嶺になりそうです。


20030913 NASDAの一般公開 [長年日記]

_ <本日の御挨拶>

何故かこの秋もまた、NASDAの一般公開の展示員をやっていたりします(-_-;

今年の春、”これが最後のお手伝いかぁ”などと思っていましたが甘かった;秋田に居ても召集令状がやってきました(T_T)

もっとも今回からは、NASDAの招聘開発部員(客員研究員)になっているので、まぁこのぐらい手伝えよ、ということかもしれませんが;

今日はニュースは無いので、一般公開で僕がどのように子供に月探査の魅力を語っているか(あるいはどのように煙に巻いているか、騙くらかして、将来宇宙開発に理解のある納税者に仕立て上げようとしているか)、一端を御紹介しましょう(笑)

_ ・足跡ネタ

月着陸でアームストロングが残した有名な月面での足跡ですが、この足跡付けマシーン?がNASDAには有ります。片方に地球の砂が入れてあって、網片方に月のレゴリス(砂)のシミュラント(粒子サイズや成分を似せたもの)が入っていて、上から四角のギザギザがついた靴底で足跡を付けれる、という機械です。

で、足跡を消すためのレバーもあるんだけど、子供と来た日にゃ、飽きもせずすっげぇ高速で足跡付けては消し足跡付けては消しと、機械をがっちゃがっちゃ動かしまくるわけです。当然機械は壊れます(^_^;

ま、そんなわけで、壊れる前に煙に巻く、ちがった、壊れる前にちゃんとこの機械の意義を説明しなければなりません。

僕:”これ、何の機械か分かる?”

子供:少し恥ずかしそうにしながらも、とりあえず機械をばったばった動かすのは辞めない。いいから辞めろよ、だからっ!

僕:”いい?こっちは地球の砂が入って居て、こっちには月の砂が入ってるんだよ。”と言いながらさりげなくレバーを押さえつけてもうバタバタ出来ないようにする。ったく;

子供:かなり不満そうに僕を見上げる

僕:”ここにね、ほら、同じ形をした靴で、足跡を付けるんだよ。見て御覧?同じ靴で足跡付けたのに、この二つ、違うでしょ?どこが違う?”

子供:基本的に子供は(多くの大人もですが)違いがあると提示されるまで、その違いに気がつきません。でも、クイズとかは好きなので聞かれると間違い探しみたいなもんで、一生懸命探し出します。”あ。月の方は足跡(の溝)が四角なのに、地球の方は三角だっ!”←得意満面

僕:”そうだね。でもさ、どうして月は四角で地球のは三角になっちゃうんだろう?”

子供:ええっ。そんなの知るかよ、ってな顔でこっちを見る。このとき立ち去る子供も結構居る(^_^; ま、残ってくれた子供に説明続行だっ!

僕:”地球の砂もね、靴がついている間は、四角の溝でしょ?でも、靴をあげると、隅っこが崩れるから三角になっちゃうんだよ。地球の砂粒と、月の砂粒、よーく見て御覧。砂粒の大きさが違うでしょ?月の方が砂粒が小さいからね、面積が大きくなって摩擦が大きくなるから、崩れにくいんだよ。”

子供:ふむふむ。なーるほどっ!と言う顔をする。ちなみにこの段階で多くの子供は”どーして面積が大きくなると摩擦が大きくなるのか?”等という根本的な問題には気がつかない(笑)まったく何でも信じるんだから;<いや、信じてくれて良いんだけどね、このネタは で、これで説明も終わったとばかり、また機械をばったばったと動かそうとする

僕:そうはさせじとむんずとレバーを押さえつけながら”でもね、これで問題は終わりじゃないんだよ。本当の問題はここからだっ!”

子供:えええ。終わりじゃなかったの?とちょっとびっくりした顔をする。それよりレバー動かさせてよっ!

僕:レバーを押さえつけながら”ここでホントの問題です。じゃ、どうして月の砂は、地球の砂より細かいんでしょう?”

子供:”???”

僕:”じゃぁさ、こういう風に考えてみようよ。地球の砂は、どうやって出来るか知ってる?”

子供:ここで、海や川で石が削れて出来る(砂漠では風で石が削れて出来る)と堪えられる子供は1/3ぐらい。後の子供はわかんない・・・と思いつつまた逃げちゃう(^_^;

僕:”そうだね。良く知ってたね。すごいねー。でもさ、じゃ、月ではどうやって砂が出来たんだと思う?だってさ、月には水も無いし、空気も無いから風も吹かないよ”

子供:こ、困った;;って顔をする。ちなみにこの段階で、周りの親たちも焦り出す。何故か?そりゃ子供に聞かれたら答えられないからあせっちゃうわけさ(笑)ちなみにそーいうどぎまぎしている親を見つけると、”お父さん、わかります?”とか意地悪に聞いてあげるのも展示員の楽しみの一つ(笑)←悪趣味

僕:”じゃ、あの月の模型を見て御覧。月の表面ってね、でこぼこでしょ?どうして月の表面はでこぼこで、地球の表面にはあんなでこぼこがないんだろう?”

子供:”隕石がぶつかったからだよっ!”←この知識はほとんどの子供が知っている。で、子供は自分の知っている知識が出てくると、得意満面。今度は最後の落ちに持っていくために、うまく誘導する

僕:”そうそう。良く知ってるねぇ。でさ、隕石がぶつかると、石が砕けちゃうでしょ?そうやって月の砂が出来るんだよ。隕石って、すごく小さい隕石から大きな隕石まで沢山あって、地球にだって毎日何万と降ってきてるんだよ。でも、地球は空気があるから、摩擦で燃えちゃって地面には届かないんだ。でも、月だと空気がないから、地面にまで届くんだね。小さい隕石がいっぱいいっぱいあたると、こんな風に細かく細かく砕けて行くんだよ”

子供:まぁここまで聞いてくれた子供は、一応”へぇ”とちょっと感心してくれる。でも、やっぱりレバーをバタバタしたくて仕方がない;

僕:だからね、そんなバタバタしてないで、こういう足跡一つ見て、ここまでいろいろと考えないとねっ!

子供:僕からレバーを奪い取ってまたバタバタと機械を”壊し”始める。

・・・・はぁ;;;

_ ・月の模型ネタ

僕:”ほら、これ、触って御覧。こっちが月の表側。こっちが月の裏側。さわり心地が違うでしょ?何が違う?”

子供:”表側がすべすべしてる。裏はでこぼこ”

僕:”そだね。どうして表側がつるつるなんだと思う?”

子供:? 

僕:この答えは引っ張っても面白くないので、さっさと教える。”これはね、昔は表側もぼこぼこだったんだけど、その後で溶岩が流れたからこんなに平らになっちゃったんだよ”

子供:へぇ、と言いながら模型に手あかをなすりつける;

僕:”じゃぁさぁ、どうして表側だけ、溶岩が流れたんだと思う?”

子供:”どうして?”

僕:”それはね、まだ誰も知らないんだよ。君が大きくなったら調べてね”

子供:なーんだ、こいつ、偉そうな顔して知らないんじゃんか、っとちょっと馬鹿にした表情

僕:あわてて”ああ、それからさ、このクレータ、触って御覧。クレータってどうやって出来るとおもう?”

子供:小馬鹿にしたような表情を見せつつ、”隕石がぶつかって出来るんだよ”←何度も書くが、この知識はかなりメジャー

僕:”そだね。でもさ、そしたら穴が開くだけだよね。でも。。。ここ触って御覧。クレータの真ん中に、山があるよ。ほら、このクレータにも。ほら、このクレータにも。どうしてぶつかった後に、こんな山が出来るんだろう?”

子供:ここでミルククラウンの話を持ち出してくる子供は秀逸。なめてかかっていると、毎回1人ぐらいはそんなすごい奴が居る;やっぱり、最初からなめてかかってはいけません(^_^;

僕:”す、すごいね。良く知ってたね(^_^; じゃ、じゃぁさぁ、そうすると、この真ん中の山(中央丘)は、深く穴が開いた後で、穴の底のところがぐぐぐっと盛り上がって出来るんだね。そうするとさ、ここの山に行くと。。。掘らなくても月の深いところの物質が出てるって事だよね?”

子供:ちょっと考えながら、そかなぁ、と思っている

僕:”だからさ、ここに行くと、深いところの物質が手に入るんだよっ!でね、あそこのポスターを見てごらんっ!”とおもむろにSELENE-Bのポスターを指さす。”今度ね、日本の探査機がこの中央丘に行って、月の深いところの物質を調べるんだよ。すごいでしょっ。さ、ポスター見ておいでっ!”

・・・ふっふっふ。これでSELENE-Bのシンパがまた一人増えたな。予算はまだ付いてないけどさ(笑)<SELENE-B

_ ・月面基地模型ネタ

NASDAには21世紀中頃の月面基地の模型(もちろん想像)と、22世紀初頭の月面基地の模型(こっちももちろん想像)がある。時折、それを熱心に見ている子供が居る。そー言う子供を見つけたらすかさず宣教開始!ただし10歳以上じゃないと無理;

僕:”この二つの月面基地、何が違うと思う?”

子供:”えーー。大きさ”

僕:確かにこの二つ、スケールが違うのだ(^_^; 焦りつつ。。。”あ、これね、これ、大きさが違うんだよ。それは良いからさっ。ほら、このロケット見て御覧。こっちのロケットとこっちのロケット、違うでしょっ!?”←もう必死

子供:”ほんとだ。ちがうね”

僕:かなりほっとしながら、”どこが違う?”

子供:”わかんない”

僕:”じゃぁさ、これ、どこに行くんだと思う?”

子供:”地球?”

僕:”そだねぇ。こっち(21世紀半ば)のロケットは、地球にいけるけど、こっち(22世紀初頭)のロケットは地球にいけないよ。どうしてか分かる?”

子供:?

僕:”こっちのロケットはね、ほら、タイルが貼ってあるでしょ?スペースシャトルみたいに。だから、地球に帰ってきても燃え尽きないんだよ。でもさ、こっちのロケットは出っ張りが一杯でタンクもむき出しだし、こんなのが地球に帰ってきたら、燃えちゃでしょ?”

子供;そっかぁ、と言う顔をしてる

僕:”じゃぁさぁ、こっちの人達はどうやって地球に帰るんだと思う?”

子供:”わかんない。。。。”

僕:”これはね、きっと、この辺に宇宙ステーションが浮かんでるんだよ。で、宇宙ステーションまでこのロケットで行って、そこでスペースシャトルみたいなのに乗り換えて帰るんだよ。だから、この模型、おいてないけどここら辺に宇宙ステーションが有ると思って見ないといけないんだ”

子供:なーるほど、と頷いている。さ、布教活動の仕上げだっ!

僕:”これね、2030年とか40年の月面基地でしょ?これ、誰が作ると思う?”

子供:”えー。宇宙飛行士?”

僕:”そりゃそだけどさ(^_^; 30年後だと、君、何歳になってる?”

子供:すごい得意そうに”今10歳だから。。。40歳っ!”

僕:”良く計算できたねぇ。とするとさ、この月面基地は、君が大きくなって宇宙飛行士になって作らないとっ!”

子供:ちょっと照れたような顔をする

僕:”でさ、君がこれを作ったら、初めて君の子供がこの2100年の月面基地を作れるんだよ。君が作らないと、この2100年の月面基地だって出来ないんだよ”

僕:”じゃさ、どうして2200年の月面基地がないんだと思う?”

子供:”うーーん。考えられないから?”

僕:”そのとおりっ!それはね、先のことすぎて、どうなるかわかんないんだよ。だからさ、君はまず、2030年とか2050年にこの月面基地をつくって、それから2200年になったら何を作るか考えないといけないんだよっ!!”

子供:えええっ。僕にはそんな使命があったのかっ!!とだまくらかされてくれるのはまぁ3割ぐらい。チョロいです、はっきり言って(笑)

・・・と、子供が煙に巻かれているうちに現場を立ち去る。

_ ま、今回の一般公開でも、SELENE-Bの理解者は2割アップで月面基地を作らなきゃと思ってくれた子供はざっと20人は増えたと思うね。

あー疲れた。

_ ・追記

どーでもいいんですけどね、宇宙研の一般公開では、高校生や大学生のカップルがやってきていちゃいちゃいちゃいちゃうっと惜しいことおびただしいんです。ま、やっぱり神奈川県だからね。でも、NASDAの一般公開は。。。基本的に来るのは若いお父さん・お母さんと子供達。そーいうお母さん達を見ながら、”おお。綺麗な人がっ!”と思っていたりしてると、”ママー”とか子供が抱きついていたりしてショックを受けるわけです。そう、僕は確実に歳を取っているのだ;;;

しかし、もう一つ気がついたことが。あのね、NASDAの人って、面食いです。だってさ、”ああ、綺麗な人だなぁ”と思った人って、だいたいに於いてNASDAの職員の奥さんなんだもの。まぁ、宇宙研と違ってNASDAは高級取りだしなぁ。。。もてるよね、そりゃ。(-_-)ケッ


20030914 うー [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

世間では三連休らしいですが、関係ないっすね。この三連休は、一般公開のお手伝いと実験三昧;そーいや先週も、3時間おきの試験体入れ替えに追われながらの週末だったな。

もっとも13日の一般公開で会った、H氏の奥方には”そんなの、赤ちゃんの授乳といっしょやん”←彼女は子供が生まれたばかり と言い切られてしまった;うーん。確かに(^_^; やっぱりおかあさんって偉いっ!

ま、そんなわけで本日は一日筑波で実験なんです。秋田に引っ越してからというもの、筑波にはバスで来るので、いったん筑波に入ったら脚がないのでご飯を食べに行くのも一苦労。今回の試験(惑星探査機に搭載する新しいタイプの分光カメラのプロトタイプの性能試験をしている)はかなり試行錯誤が入るので、夜中もやることになるんだろうなぁ。。。。うんざり;

火曜日は午前中は開いてますが、午後から本郷で打ち合わせ。その後、宇宙研に行って夜中まで会議予定;

秋田に帰るのは17日の朝10時頃になります。日記はがんばって更新する予定ですが、ちとどうなるか未定です;スミマセン;;

_ ・一個だけニュース月見だんごで41人が食中毒…山梨

(秋山の個人的な感想)洒落にならん;;;


20030915 君は英雄(ヒーロー)を見たか? [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

研究室の先生が、先日珍しく興奮して”ところで皆さんはもう、英雄(ヒーロー)は見ましたか?”と言われておりました。なんでもマトリックスを超えた、とか。ふーむ、そんなに格闘シーンがすごいのか、と思い、筑波での実験をがんばって終わらせてみてきました。しかし、都内でも1駅1映画館ぐらいでしかやっていないようで、もはや終了間近のようですね(^_^;(ちなみに筑波での実験は、今回もいろいろとトラブルがありましたが、必要なデータは全て撮れたと思います。もっとも後で解析してみていろいろとまた問題点が出るかもしれませんが;)

で、映画の感想ですが。。。。うーむ、なるほど。実は映画を見るちょっと前に知人に、”人って自分の利益になるように生きるもんなのだ”という話をされていて、僕自身は”いや、そうじゃない生き方だって有るんだよ、きっと”と言う反論をしつつも、ちょっと昨今のいろんな体験から自信を喪失しかけていたのですが、今回の映画はそう言う僕に妙にはまりました。琴の音を聞きながらお互い一太刀も交えることなく闘う長空と無名。書道の道は剣に通ずと知る残剣の書く天下の文字。無名の死を命じる秦王。美しい中国の荒涼たる砂漠。無名・飛雪・残剣の死しり二度と剣を取らなかったという長空。その昔、3度まで蛮族の王を捕らえながら3度も王を解放した孔明の話を思い出しながら見ていました。目的が有り結果があり、それがまた次の目的となり結果を求めるという生き方に最近どっぷりとつかっていましたが、もっと大きな流れの中で混然と一体になる目的と結果、手段・方法、そんなものを夢想していた自分をちょっと思い起こさせてくれました。って、わけわからんですね、自分で書いていても(^_^;

ただ、いたく感動していたときに知人の女の子から丁度電話があったので”英雄ってすごいなぁ。見た?”と聞いたら、”ああ、あれ、あと30分短くできるよね。話が長いのよ、ホント。たるくてたるくて。10分あったらお話終わるよね。もう見てる最中にお尻いたくなっちゃってさぁ”と断言されてしまいました;こんな事書くと怒られちゃいそうですが、言わずにはおれないっ!どーして女ってこーなんだっ!!!結局映画の中でも、残剣の言いたかった気持ちが分からなかったのは飛雪だけじゃないかっっ!!

_Space Exploration And Tourism Need Shuttle To Fly Again

(秋山の個人的な感想)シャトルが宇宙開発しに残した歴史的な意義というのは、後世どのように評価されるんでしょうね。

_Indian cabinet approves proposal for unmanned moon mission

(秋山の個人的な感想)2008年までにインドが月に400kgの周回機を送り込むための予算を、インド議会が承認、です。400kgの周回機とは、結構な大きさですね。SELENEと前後する計画なので、このあたりで連携を計るというのは今後の協力関係を構築するためにも重要なことかと思います。

_NASA administrator wishes China luck on manned flight plans

(秋山の個人的な感想)あと1ヶ月とたたないうちに、”米ソ(現在では米ロですが)2カ国が有人打ち上げ技術を持っていた時代”が終わりを告げようとしています。これは宇宙開発が冷戦構造の延長線上にあった時代の終わりを告げる最後の出来事じゃないかと思います。その先にある未来が、新たな宇宙軍拡競争の時代なのか、それともこれまでとは全く違う時代なのか、今はまだ分かりません。その予兆は有りますけどね、既に。歴史って言うのは、過去を振り返らないとなかなか分からないものですが、しかし現代に生きている我々は、未来の人が振り返ったときに、20世紀後半から21世紀前半の歴史を主体的に決定した責任者となるわけで、そのときちゃんと”その時代を我々は生きました”といえる生き方がしたいです、ホント。

_Optical Detection Of Anomalous Nitrogen In Comets

(秋山の個人的な感想)これは非常に興味深い記事ですね。コメットの起源は様々なんでしょうか?やはり一度、コメットのサンプルを実際に入手して分析したいなぁ。。。


20030916 疲れた [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

やはり長期出張は疲れます;しかし今回の出張では、NASDA,ISASといろんな人の話を聞けたのは非常にプラスでした。細かい情勢とかは、やっぱり現地で聞かないとわかんないっすね。SELENE-B他、いろんな計画を童すす埋めるかに関して、かなり参考になりました。

_中国:有人宇宙飛行「神舟5号」発射準備は順調

(秋山の個人的な感想)関連記事はここここでも読めます。

さて、いよいよだ。

_Designing America's Next Taxpayer Funded Spaceship

(秋山の個人的な感想)なんかもう、ばんばんカプセル打ち上げりゃいいじゃん、っていう気もしてきました(^_^; 正直、有翼が良いのかカプセルが良いのか、良くわかんなくなっちゃってます、私。ただ、(カプセル型を)日本がこれから開発する必要はないよなぁ、とは思ってるんですけどね。緊急帰還機としての開発は良いと思うんですが。。

_First Supernovae Quickly Seeded Universe With Stuff Of Life

(秋山の個人的な感想)その昔、重たい元素がどのようにして誕生したのかを計算してしまう天文学ってすごいなぁ、と思った物でした。もし現役で理学部に入っていたら、惑星科学じゃなくて天文分野に進んで、重力の研究をしていたに違いないっ!と思うんですが、そんなめんどーな分野では生きていけなかった気もします(^_^;

_Lunar Prospecting With Chandra

(秋山の個人的な感想)英語ですが、こちらで別の写真入りの記事も見れます。最も最初からチャンドラのサイトに行きゃ良いんですけどね(^_^;

軌道上の観測衛星の性能がどんどん上がっていくと、特に月の表側は月軌道からのリモセン観測が必要なくなりそうな勢いですね;インドはどんな探査計画を打ち出してくるんだろう?結構興味あります。

_Berkeley Payload On Korean Satellite To Be Launched By Russian Sept 26

(秋山の個人的な感想)韓国初の科学衛星の打ち上げだそうです。やっぱり最初は月惑星探査機じゃなくて天文系なんだなぁ。韓国を取り込んで月探査を進めるなら今がチャンス、と思うんですが。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ kayokayo [お疲れさまです!! いつも掲示板上でのレスを有難うございます。たぶん私のハンkayokayozzzで検索したらどんな..]

_ akiaki [いえいえ、こちらこそお世話になっております。そういやyahooの掲示板の皆さんが他でどんな発言をされているのか検索し..]


20030917 秋空の秋田 [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

帰ってきてみたら、秋空の秋田は良い感じ。今回の出張は、得る物もすごく多かったしいろいろとはかどったけどすっかり疲れ果ててしまった;しばらく静かにぼーっとして過ごしたい気分です、ハイ。

ところで、私の名前は名字は良くある名前ですが、下の名前は同じ人に出会ったことはありません。ということで、フルネームで検索すると、基本的に私にしかヒットしません。もっとも惑星科学関連の学会で発表していたり土木関連の学会で発表していたり、はたまた木材関連の論文に名前を連ねていたり、馬術大会に出ていたりととても同一人物には思えないかも知れませんが、全て私です(^_^;

ま、それは良いのですが、実はここ最近、私の名前をフルネームで検索して本家の研究紹介のところに来る人が。。。ま、日本やドイツの大学から、というのであれば、”おお。僕の研究内容に注目してくれる人もいるのかっ!”とちょっとうれしいのですが、謎なのは民間会社からのアクセス;特に某M社からは連日にわたって2回も3回も。某I社の大和の研究所は、馬術部時代の同期がいるからてっきり彼かと思って聞いてみたら、”しらんよ”とのこと。

うーむ;民間会社には就職の応募、出してないんだけどなぁ。何故に検索されてしまっているのか謎。なんか悪いことしたかな?(^_^;

_<国産ロケット>「安くて頼れる」新型開発 10年以内に試験機

(秋山のきわめて個人的な推測)同じ内容の関連記事はここここなど。最初は日経に載っていたので、こりゃまたバルーン記事か、と思ってたら理事長が発表してるんですね。うーん。どう考えたものか?

NASDAはこれまでロケット開発を中心に行ってきたところですし、統合後も民間にH2Aを移管したとはいえ、これらの勢力が新しいロケットを作りたい、と考えるのは想像に難くありません。しかし一方で、JAXA全体としてみると有翼のスペースプレーンATREXの開発をしたい人達というのもいたりするし、いやいや、垂直離着陸できる再使用型ロケットの開発を、という人達だっています。

そう言う中で、H2Aに続く次世代のロケットが頭一個分出ているかというと、それはどうかなぁ?と思うんですけどね。いや、感じる、というべきか。この案は、他の多くの輸送系等の案の中の一つだと思うんですが、どうなんでしょう?そもそも、JAXAとしてこれに取り組む、というのは理事長一人で決めれる事じゃないと思うし、それこそ宇宙開発委員会での議論も必要でしょうし。(それはそうと、宇宙開発委員会の議事録、更新されなさすぎです;会議案内は出ているけど、どういう内容が話されたのか全然分からない;一度クレーム付けてみたら改善されるかな?)

ま、いずれにせよ、今後の動向には気を付けていたいと思いました。

_常勤職員100人以上削減=中期計画で合理化と社会還元−宇宙機構

(秋山の個人的な感想)ああ、ますます僕の就職への扉が狭くなっていく(T_T)

_シャトル飛行の来春再開は困難 NASA幹部が見通し

(秋山の個人的な感想)この話はNASAが来春の再開を目指すと言っていた当初から無理だろ、といわれていたのを追認した形ですね。まぁ焦ってるんだろうなぁとは思うんですけどね。ロシアの宇宙船に頼りっぱなし、なわけですから、ISSの維持管理に。

_シャトルの代替手段にカプセル型宇宙船も=NASA幹部

(秋山の個人的な感想)丁度、松浦さんの我らの有人宇宙船が届いたので読み始めているところなんですが、何ともタイムリーなニュースだと。マイケル・コステルニック氏が3月に発表したという内容を読みたいんですが、見つけ切れていません;ご存じの方、是非教えてください。

ところで松浦さんの”ふじ”本はまだ読み終わっていませんが、短いスパンで成果が上がる開発目標を設定してテンポ良く段階的にステップアップしていくという視点が、有人宇宙船に限らず日本の宇宙開発や惑星探査には必要不可欠だと私も思っています。ただそう考えると、進め方としては再突入の部分と打ち上げ時の緊急避難方法に関して、日本では実績がないですよね?海外ではもちろん実績がありますが、海外の技術が必ずしも日本で使えるわけではないですし、このあたりをまずは重点的に確認すべきじゃないか、と。再突入部分はいろいろと試験が始まっているようにも聞いていますが、脱出ロケットによる脱出のところは、小型ロケットでも実施可能だと思うのでこちらも進めるのはどうでしょう?

_中国有人飛行、海外の事故を教訓に厳格管理へ

(秋山の個人的感想)他山の石というところですかねぇ。。。

_「宇宙エレベーター」実現に向けて、第2回国際会議開催

(秋山の個人的感想)知人の京大工学部の某助教授は、”カーボンナノチューブで困難が出来るというのは嘘っぱちだぁっ!”とのたまっておりました。真相はいかにっ!?

_Dimensional Photonics Launches Breakthrough 3D Laser-Based Measurement System

(秋山の個人的な感想)小惑星の形とか、宇宙塵の形とか、世の中形がそのものの歴史や秘密を秘めていると言うことは多々あります。で、こういう装置、是非とも使いたいんですけどね。いかんせん高くて;

だれか買ってください;;;先日も、キーエンスさんが新型のレーザ顕微鏡のデモにいらっしゃいましたが、すばらしいけどお値段もすばらしい(1800万円)でした。買えねぇよっっ!(T_T)


20030918 だるい [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

いやぁ。。。だるい;ちと2週間ばかり、張り切りすぎました(^_^;最後の出張が特に効いたな。なんか、秋田に帰ってきて放心しております。宇宙研やNASDAのわーーっというどたばたペースの後に、秋田の静かな環境に帰ってくると、なんか一気に放心してしまいました。いかんいかん;仕事が溜まってるのに;明日から飛び三連休のようですが、秋田は雨らしいし、ちとがんばって仕事しようと思う今日この頃。

_Japan's revamped space agency plans new rocket to cut launch cost

(秋山の個人的な感想)記事的には昨日と同じ内容ですが、海外でもでかでかと報道されていますね。こりゃ、相当やる気があることを記者会見で言ったのかな?となると、ロケット開発派(?)はかなり勢いづいてるなぁ、きっと。うーん;

Yahooの掲示板でwakouさんも書いていますが、打ち上げ需要よりもロケット開発を先行するというのはいかがな物かなぁ、と。むしろそれなら、H2Aはそのまま残して、新規開発するロケットと競合させる(この場合は当然、H2AはMHIがつくっているんだから新型ロケットはIHIなり競合会社にさせるべき何ですが;)というのもありかと思うのですが、国内の市場が大きくないから共倒れになる、というんでしょうね。でも結局、いつまでもぬるま湯体制にあるというのはいかんなぁ、と。新型ロケットの開発よりも、H2Aを改良しながら100本打ち上げる方に努力すべきでは?

_First Chinese manned space flight within three months: official

(秋山の個人的な感想)これも続報ですが、露出が多くなってきましたね。近づいている、という感じです。あと、文末に月探査機に関して言及されています。2005年か2006年を考えているようです<無人ですが

_ ・続報をもう2つ 月のX線観察彗星の窒素同位体

(秋山の個人的な感想)いずれもここここで御紹介させて頂いた記事の日本語版ですが、、、やっぱり日本語の記事はいいなぁ(笑)

_情報収集衛星打ち上げ、再度延期 H2Aに不具合

(秋山の個人的な感想)べつに荷物は何でも良いんですが、しかしやっぱりバルブというのは鬼門ですね。バルブにどれだけ泣かされてきたことか。。

_Chomping On Martian Nano-Nuggets

(秋山の個人的な感想)火星隕石の話題はいまだ決着せず、ですね。

_Early Mars Was Frozen: But Habitable

(秋山の個人的な感想)こちらもまたまた火星生命の話。これからたくさんの火星探査機が火星に接近しますが、この手の話が盛り上がってくるんでしょうね。しかし、決定打?となるような証拠が得られるとしたら、これらの探査機の情報がもたらされてからしばらくしてからでしょうが。しかし、やっぱりサンプルリターンが実施されないと、やっぱり決定打は難しいのかなぁ。。。。

_Ancient Relatives of Algae Yield New Insights into Role of CO2 in Earth's Early Atmosphere

(秋山の個人的な感想)最終的には、やっぱり気象学者も惑星レベルの規模で実験をしてみたいと思ってるんでしょうか?テラフォーミングというのはそういう実験の一つだと思いますが、そんな時代が来るのが感じられるような世の中になるのかなぁ。。。松浦さんの”ふじ”本を読んで改めて思ったんですが、最初の人工衛星の打ち上げから有人飛行まで、わずか4年なんですよね。H2Aで打ち上げることの危険性をいくら説いても。”もう50年も前に、人工衛星を打ち上げてからわずか4年で人を宇宙に送り込んでるんだよっ!”といわれると、それはかなり説得力ありますね;もちろん、人命に関する考え方が当時のソビエトと現在の日本とでは全然違いますが。

_しらせ後継船の建造を 学術会議が政府に要望

(秋山の個人的な感想)いいなぁ。学術会議が、惑星探査の継続発展を政府に要望してくれないかな?(笑)いや、この記事は、南極探査がどれだけ科学の分野で広く浸透し使われているかを意味して居るんですよね。残念ながら惑星探査は、まだまだ辺境の一分野にすぎないんです。ただ、惑星探査は今後、非常に多くの分野を巻き込んでいける可能性を秘めているわけで、まずはその部分を掘り起こしていかないと、と思うわけです。ちなみにSELENE-Bのサイエンスチームは、最初からそこの部分も、大きな目標の一つとしています。この辺は私のサイトの本家で、きちんとSELENE-Bの説明を書き上げないとわかんないですね;いや、最近放心していたので、作業が遅れてまして(^_^; 鋭意努力致します;


20030919 寒い; [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

研究室の先生が入れ違いで筑波に行っていたので、ようやく本日打ち合わせ。いろいろと相談できる人が居るというのは良い物です。ところで本日、秋田は雨なんですがとても寒い;紅葉が綺麗になってくれると良いんですが、夏があまり暑くなかったからかなり心配です。

_<ガリレオ計画>中国とEUがセンターを北京に設立

(秋山の個人的な感想)どっひゃー。これはかなり重要なニュースですね。こちらにも記事が出ています。

日本は外交のみならず国政の基本が”日米同盟”を基盤として考えられています(これは知人の某官僚の弁です)から、アメリカのGPSが使用できなくなるなんて事は想定の範囲外、だそうです。だいたいいつもそうなんですが、ISSにしろ、そのうち声がかかるであろう有人火星にしろ、それじゃいつまでたってもアメリカがやるというから参加する、という形から脱却できない。アメリカと友好関係を築くのと、唯々諾々と従うのとは別だと思うんですけどね。唯々諾々とならないためには、日本もヨーロッパのガリレオ計画に参加するとか、アメリカだけがパートナーではなく、様々な国や地域との活動に参加していく、多方面な展開が必要だと思うのですが。中国がガリレオ計画に深く参加することが可能で、日本が不可能というのは理解できないんですが。<いや、アメリカがガリレオ計画に強く反対しているから日本は参加できないんですけどね(笑)そう言う理由からしかないわけで、それじゃいつまでたっても多方面外交は無理、だと思います。ロシアはガリレオ計画に参加するだろうし、さて、このまま指をくわえてみていて良い物なのかどうか。

_有人宇宙船計画の国際協力を支持、外交部=人民網

(秋山の個人的な感想)続く重要ニュースがこれ。文中に、”「中国の有人飛行計画の早期実現を願っている。宇宙空間の平和利用について、中国は積極的な国際協力の推進を一貫して主張している。これまでにも、ロシアやEU諸国を含む各国との協力を検討・実施したことがあったと記憶している。今後も宇宙空間の平和利用で外国や国際機関との協力を進めていく方針だ」”とあります。アメリカ、日本が見事に抜けてますね(笑)

今後の宇宙開発の体制がどうなるかはまだまだ予断を許しませんが、だんだんと

アメリカ--------------------ESA--ロシア-----中国

|

日本

という構図になってきているようでかなり不安;最もサイエンスの分野では、日本とESAはかなり接近していますが。理想は、五極化出来るだけの基礎体力と外交関係を築けることなんですが。。。うーむ。

ちなみに中国の有人打ち上げですが、中国:有人宇宙飛行、打ち上げ日は依然調整中だそうです

_シャトルに代わる宇宙船、アポロ型が有力か

(秋山の個人的な感想):おやおや。やっぱりカプセル型になりそうですね;


20030921 甥に嫌われた [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

寒いです、秋田。ストーブが必要(^_^; 研究室の先生から、”ストーブ大学に置いておいたからね”と優しいメールあり。恵まれた秋田生活を満喫中です;

ところで先日19日のリンク元をみていたら、”甥に嫌われた”で検索している人発見(^_^;

当然こんなキーワードで検索してもヒットは僕のしかなくて、而してどー言う意図でこんなキーワード検索をしたのか謎。ひょっとして甥に嫌われた人が仲間を捜していたと言うことでしょうか?

_探査機ガリレオ木星に突入 14年の使命終える

(秋山の個人的な感想)正確にはこれは明日のニュース日記に書くべきなんですが、朝早くに起きて見たので書いちゃいます。

一応リアルタイムでいろいろとやっていたみたいなんですが、さすがにガリレオからリアルタイムで突入映像も届くはずも無し(笑)あらかじめ作ったCGを、5分おきとかに更新していました。でもこれって、結構使える。”はやぶさ”が”いとかわ”に接近するときも、この手法は使えるんじゃないかな?英語版だともう少し詳しい記事が読めます

_ Korea, Russia to discuss joint rocket project

(秋山の個人的な感想)韓国はロシアともパイプを太くする作戦に出ていますよ。

_コロンビア事故処理経費$150M

(秋山の個人的な感想)。。。高いなぁ;

_(宇宙作家クラブ)ロフトプラスワンでトークライブを行います。

(秋山の個人的な感想)#738を参照してください。僕も行きたいんですが、この週は上京予定無し、です。ちょっと残念;


20030922 めずらしく [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

秋田地方は珍しく良い天気。明日も快晴だそうです。やったね(*^_^*)もちろん急いで洗濯物を干しちゃいましたよ、朝。布団も干しました。ばっちりです。なんかだんだん所帯じみてくるなぁ;

ところでニュース日記のリンク先から、5thstarさんのところからリンクを張って頂いているのを発見。へぇ、そういうグループがあったんですか。初めて知りました。宇宙飛行士になりたい人は多いと思います。いろんな情報を発信してください。

私と言えば、久々に"October Sky”を見ました。うーーん。感動。まっすぐにあがっていくロケットと、それに込められた様々な人の気持ち。M-Vの打ち上げを見に行ったとき、確かにあそこには、宇宙への門が開いていました。その門が、もっと広く、開いていると良いのですが。。。October Skyの中で先生が、”夢は努力しないと実現しない”と言っていました。ホント、そのとおり。炭坑に潜っていくエレベータの天窓から垣間見えた星空に、スプートニクが横切るシーンは、いつ見ても感動です。地下に降りていく主人公、そして父親に、”僕はもう二度と地下には潜らない”と決意を語る主人公。良い映画です。日本でも、是非”夏のロケット”を映画化して欲しいなぁ。。。こっちはフィクションですけどね、もちろん;

_Scaled Composites Completes Development Phase For SpaceShipOne Engine

(秋山の個人的な感想)夢を実現するために努力している人達の話ですね、これも。着々と進んでいるようで、何よりです。

_打ち上げ準備、最終段階に=中国初の有人宇宙船

(秋山の個人的な感想)こちらも夢を実現するために努力している人達の話です。中国が有人ロケットを打ち上げる、というのはいろんな感情がわいてきますが、しかし、無事成功して欲しい、というのは偽らざる本当の気持ちです。昔プラネテスの幸村さんと一度だけ飲み会の席で御一緒したときに、”宇宙に人間が行くことの一番重要な目的は、行ってそれを表現することだ”という話で意見が一致して盛り上がりました。中国のパイロットが、どういう表現をしてくれるのか、我々に伝えてくれるのか、非常に興味があります。

_How Jim Fulton Saved the Space Shuttle

(秋山の個人的な感想)昔の人がどのように努力して夢を実現させたかを知りましょう。で、我々の世代は、先人の夢の上に、さらに夢を描いて、先人を乗り越えて行かなくちゃならないのですな。そうやって歴史は積み重ねられていくわけです。

_Citizens In Space, Yes. Publicly-Funded Space Tourism, No

(秋山の個人的な感想)すなわち、市民が宇宙に行くべきだけど、それは国民の税金で宇宙旅行のインフラ整備を進めるという話じゃないよ、という社説ですが、僕はこれはもっともな意見だと思います、ハイ。ま、部分部分は国費を投じて開発されるべき技術やインフラもあるし、呼び水的な投資は必要と思いますけどね。基本は民間資金でまかなわれるべきでしょう。

_SMART-1 Ready For Launch Launch

(秋山の個人的な感想)SMART-1、こちらも着々と準備が進んでいるようですね。

_世界一の力持ち民間商業ロケット、来年5月に打ち上げ

(秋山の個人的な感想)ひょーー。でかいですなぁ。これだと、エウロパ探査も楽に出来そうです。エウロパ探査の話は最近出てこないですが、着々と進んで居るんだと思います。エウロパ生命が、おそらく人類が初めて(意識して)出会う、地球外生命になるんじゃないか、と期待しています

_地球外文明探査このごろ

(秋山の個人的な感想)もちろん直接接触以外の地球外生命、いやいや、地球外文明探査も進められています。だんだんとメジャーになってきましたね、この分野も。日本でも科研費を取れるぐらいになったかな?<ちょっと前はこの分野でだしても全然ダメダメだったらしい;


20030923 風車の音を聴け [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

風の音を聴け、という村上春樹のナイスな小説があったけれども、久々に良く晴れた休日となった本日、雄物川河口にカメラを持ってぶらりと散歩。うーむ、気持ちいいー♪流木の上にごろっと横になると、青空が見え、風車がぐぅわぁんぐぅわぁん回っていました。風車って、音するんですね、近くだと。

将来、人間はほかの天体に住むようになるのかも知れないけれども、こういう海も青い空も風も無いというので有れば、それはやっぱり辛いように思いました。

ところで昨日御紹介させて頂いた5thStarの管理人さん日記で、どうしてリンクが分かったんだろう?と書かれていましたが、簡単です。毎日の日記の末尾を見てみてください。本日のリンク元、というところに数字が並んでいますが、そこを見るとどこからやってきたのかが分かります。これはtDiaryの昨日の一つです。もちろん元をただせば、referer_logをチェックしているのでしょうが;

しかしそれはともかく、最近”俺も若くないなぁ。。。”と思うことが多いのですが、若いと言っていただけてちょっと嬉しかったり(*^_^*)

_NASA Awards Deep Space Network Operations Contract

(秋山の個人的な感想)先日も紹介しましたが、ParkesだけじゃなくてDSNの補強をやっているようですね。この深宇宙の通信網というのは、実は非常に、非常に、重要です。これによって探査機は24時間運用できるようにもなれば、通信量だって増えるわけです。日本は国内にしか通信基地を持っていないので、これが足かせになっています。ヨーロッパや南米当たりと協力して作れば、これまた独自のネットワーク網を作れるのですが。。。

_ ・打ち上げが迫ってきて露出も多くなってきたミッション2つ+こっちも露出が多くなってきてるなぁが1つ Building Smart New Space Ships For The Early 21st Century , 有人宇宙船打ち上げ近づく 中国 , + XPrize Race Gets Boost With Hybrid Rocket Contract

(秋山の個人的な感想)打ち上げを間近に控えて、ESAの月探査機Smart-1、中国の有人ロケット神船5号、それからこちらはまだ打ち上げまでかかりそうですがXPrizeのSpaceShipOne、最近露出が増えてきていますねぇ。順調に進んでいる証拠でしょう。いずれも成功したら、我々に与えるインパクトの大きなミッションですね。楽しみに見守りましょう

_Scientists Practice Mars Drilling Near Acidic Spanish River

(秋山の個人的な感想)ほか天体上で岩石を削ったり掘ったりすることは重要である、というのはこれまでも言ってきましたしSELENE-Bではその当たりの技術をマスターすることを目指しています。が、それに加えて、地面を”掘る”という技術も非常に重要です。NASAは火星探査を念頭に置いて、この”掘る”技術開発も進めているようですね。しかし150mとはすごいなぁ。どんな機構なのか、興味有ります。

_NASA completes Orbital Space Plane design review

(秋山の個人的な感想)現行シャトルから次世代シャトルまでの間の”つなぎの”軌道往還機(OSP)開発に関する報告書が出たようです。OSP開発のレベル2で要求される項目も公開されています。それぞれの案のアニメーションも公開されていたんですね。知らなかった;


20030924 寒い; [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

予報では本日まで晴れだったはずなのに、曇り空。長袖じゃないと寒い。秋は好きなのでこういうちょっと寒めの気候は大歓迎ですが、寒さが増すに連れて来春以降のポストが心配になる今日この頃。はぁ。。。。

_Early Mars Was Frozen - But Habitable: Part II

(秋山の個人的な感想)だからHabitableと生命誕生可能なのとはちょっと違う気もするんですが。。。もっとも、世の中には生命の低温起源説というのもあって宇宙ですら生命が生まれるという考えもありますから、分からないですけどね。ちなみに生命の起源に関しては、これなんかも勉強になります

_The Orbital Space Plane: NASA Racing On A Dead-End Street

(秋山の個人的な感想)次世代シャトルまでの”つなぎ”となるべき計画が進められているOSPに関しても議論が巻き起こっているようです。でも、こういうのが有るべき姿なんだと思いますよ。何となく議論もなく次世代ロケットを作ろうだとか決まっている、というのが一番ナンセンスです

_A Smart Way to Study the Moon

(秋山の個人的な感想)昨日も紹介したSMART-1ですが、ミッションの紹介が出ています。

_Aerojet Tests Advanced Hydrogen Peroxide Rocket Engine Injector

(秋山の個人的な感想)ふーん。良くわかんないですが、今後の展開に注目することにします。

_Axsys To Make Beryllium Mirror Substrates For Next Space Scope

(秋山の個人的な感想)例の次世代宇宙望遠鏡の鏡の話なんですが、今ひとつ良くわかっていないんですが、ベリリウム鏡のメリットは重量が軽くできる、ということで良いんでしょうか?

_ RUSSIA, CHINA ON SPACE COOPERATION

(秋山の個人的な感想)神船の形を見るまでもなく、中国とロシアの宇宙分野での提携はかなり進んで居るんでしょうが、事務所を設けるらしいですね。日本も設けるべし!とおもうんですが。。宇宙関係でも多方面と関係を熟成させて、多面外交を展開しましょう!

_探査機『ガリレオ』、木星への衝突で任務を終える

(秋山の個人的な感想)お疲れ様でした


20030925 間に合わないかも; [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

11月の宇科連の発表の原稿締め切りが明日。間に合わないかも(^_^;

まぁ、今回の発表はどちらもアウトリーチ系の発表なので、予稿にそんなに気合いを入れる必要はないから、何とか間に合わせられると思ってるんですけどね。秋田はまた雨に逆戻り。からっと晴れた秋晴れが懐かしい。。

(緊急追記)9/26 04:55 秋田は1分ぐらいゆっくりした横揺れが続いて、なんだか乗り物酔いしそうでしたが、大丈夫でした<地震 丁度ガストで原稿を書いているところでした(^_^; 一昨年までAE計測に行っていた、広尾の黄金道路沿い、岩盤崩落が心配;;;

_Californian Team Conduct First Known Flight Test Of Liquid Aerospike Engine

(秋山の個人的な感想)ロケットの技術も様々で、H2Aに続くシリーズの開発といわれると?だけど、こういうエンジンを小型機で試すのは日本もやって良いのじゃないかと思うんですけどね。ちなみにエアロスパイクとはなにかもあわせてどうぞ。

_「つばさ」の運用終了について

(秋山の個人的な感想)けっこうひっそり?とつばさの運用が終了です。打ち上げ時はあれだけ騒がれたのにね。しかし、つばさの成果が問われるのはこれからです。民生品がこれによって、今後も多く使えることがわかったのか、あるいはどのようにすれば多く使えるかがわかったのか、そういった成果が上がり始めるのを期待しています。

_国内初の科学衛星1号が26日打上げへ

(秋山の個人的な感想)韓国の子供達が宇宙開発や惑星探査にどんな夢を持っているのか知らないのですが、成功をお祈りしています。

_情報衛星、27日に打ち上げ=H2A・6号機で

(秋山の個人的な感想)積荷に関してあまり論じるつもりは無い(個人的には毛嫌いしてたりもしません。必要ならあげても良いと思います。でもどうせあげるなら、良いのをあげて欲しいですが;)んですが、それより重要なのは、今度もちゃんと打ち上げを成功させることです。そういう一歩一歩が、非常に、非常に、重要です。

_ ・おまけ

フィリップス研、動画表示できる電子ペーパー技術を開発

(秋山の”へぇ”)へぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇへぇ

ま、16へぇということで;


20030926 でかい地震だった; [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

昨日の日記の速報にも書きましたが、いや、でかい地震だった。揺れが激しいと言うより、エネルギーつかってんなぁ、という感じの;丁度ガストにいたわけですが、筑波で仕事をしていた某R介さんとメールで遣り取りをしていて(<そんな時間に起きてるなよ、二人とも、ですな;)筑波も揺れた揺れた、という感じでした。

ちなみに研究室のボスは、地震ではっと目覚めて、”隣で寝ている我が子を守らなくてはっ!”と身を挺して守りつつ、棚が倒れてこないように押さえていたそうなんですが、棚も倒れず、我が子も全然気がつかず、”親の心子知らず”状態だったそうです。立派です、ハイ。

_China develops its first solid-fuel satellite rocket

(秋山の個人的な感想)えー。意外、意外。ICBMとかは固体燃料ですよね?となると、そもそもそういう能力はもっと早く持っていたと思うんですが。。

_Northrop Grumman To Supply Space Inertial Reference Unit

(秋山の個人的な感想)ふむふむ。宇宙望遠鏡ラッシュですな。

_Boeing Selects Leader for Nuclear Space Systems Program

(秋山の個人的な感想)宇宙空間で核を使うことに関しては抵抗が有るんでしょうが、個人的には平和利用はどんどん進めればいい、と思うんですけどね。

_Baby Satellites Have A Big Future

(秋山の個人的な感想)静止衛星軌道は、もうかなり満杯状態だと聞きます。衛星が小型化・多機能化すればその問題も緩和されるのでしょうが、大型衛星の周りを、修復機能を持った小さな衛星が飛び回っている図はSF的には面白いですね

_ ・・・なんかおとなしいニュース紹介過ぎ?(^_^;


20030928 秋晴れ [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

良い天気でした。男鹿半島の付け根にある寒風山で読書。”理系白書”を読んでいるんですが、これ、かなり良い本です。副題は”この国を静かに支える人達””理系は報われているか”報われてねーっっ!!!という現状が、十分なデータに基づいて示されている名著です(笑)

いやはや。。。。。

風光明媚な秋田、すごく好きなんですが、来年の3月以降が不安だ。。。

_欧州初の月探査機衛星打ち上げ イオン化燃料使用

(秋山の個人的な感想)無事打ち上げ成功のようです。良かったね。しかし、月までイオンエンジンで行く、長い長い道のり;これからが大変だ。こちらの記事では衛星の想像図も見れます

_情報収集衛星の打ち上げ延期、11月以降に

(秋山の個人的な感想)私は退くのも勇気だと思います。ご苦労様でした。次回また、がんばってください。

_初の宇宙観測衛星打ち上げ=高性能感知器など搭載−韓国

(秋山の個人的な感想)成功、良かったですね!といいたいところですが。。。一部報道によると交信に失敗、とか。しかし、この記事良くわかんないですね;まだ成功していないだけで今後は回復するとも取れるし、うーむ。しばし静観。

_China Joins EU Space Program To Break US GPS Monopoly

(秋山の個人的な感想)先日もお知らせした中国がESAのガリレオ計画に参加するニュースの解説です。詳しくこれまでの経緯等も書かれています。

_中国初の固体燃料ロケット打ち上げ実験に成功

(秋山の個人的な感想)これも先日お伝えした記事の日本語版なんですが、失礼しました;商業用では持っていなかった、ということですね;日本もM-Vを商業用に売り出しても良いと思うんだけどなぁ。でも、ちょっと高いか;

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

Before...

_ akiaki [>ぺん様 久しぶりです。いえいえ、気軽につっこんでください。メールもお気軽にどうぞ]

_ akiaki [>Agnusさま おおお。しかし、年内とは大きく出ましたね、この記事も; 楽しみに待ちましょう。ところで発売されたと..]

_ akiaki [>Agnusさん あ。それから寒風山ですが、よくご存じですねー 子供連れで行くのに良いところですね。景色も良いし。秋..]


20030929 急に秋が来た [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

なんか急に秋が来た?晴れてるのに突然嵐のような雨が来たりとへんてこな日でしたが、急に風が冷たくなったような気がします。雨が降ってるのに、結構空気も乾燥してるし。こうやって一気に寒くなっていくのかなぁ、秋田の秋。そうそう、先日撮影した夕日の写真(重いです。軽い版はこちら)なんかご覧ください。本家には、そのうち秋田の写真を掲示しようと思っています。そのうちっていつさ?というツッコミは禁止(^_^;

_<有人宇宙船>搭乗予定の宇宙飛行士が到着 中国

(秋山の個人的な感想)いよいよです、いよいよっ!

_宇宙事業団にロシア宇宙船 破たん企業から格安入手

(秋山の個人的な感想)それをいうなら宇宙開発事業団だろ、というツッコミは置いておいて、いや、ナイスです、これ。見たかったんですよ。噂はかねがね聞いておりました<水城さんのページや林さんのページとかで

早く展示して欲しいな♪

_U.S. production of RD-180 engines a major step closer

(秋山の個人的な感想)やはりロシアの宇宙技術はすごい、ということでしょうか。いやはや。。。

_New publication highlights nasa efforts to bring space technology into everyday life

(秋山の個人的な感想)スピンオフ、というのは、たとえば宇宙開発で培われた宇宙用の技術を地上で使うとほら、こんなにすごいことがっ!というような技術移転の話です。たとえば、アルミ蒸着の毛布(すごく薄い毛布)なんかがその代表でしょうか。ゼネコンにいた時代は、”スピンオフでゼネコンの作業もこんなに効率的にっ!!”というような宣伝のとりまとめなんかも盛んでしたが、やっぱり宇宙用は宇宙で使いたいなぁと思ってました。というか、地上用には地上用でそれに特化して研究をした方が効率的か、と(^_^;宇宙開発の推進が前提としてあるアメリカなどでは説得力があるかもしれないけれど、宇宙開発の推進のためにスピンオフを主張するのはちょっと違うかなぁと思ったりしていました。しかしま、このリンク先からは、web上でも様々なスピンオフ技術が紹介されているようで、結構楽しめます。

_ ・紹介頂いた記事「年内に史上初の個人用宇宙船が実現」と米誌報道

(秋山の個人的な感想)昨日のツッコミでAgnusさんに御紹介頂いた記事ですが、ええええ。すごいですね、こりゃ;年内ですか。うーむ;

どうもありがとうございました>Agnusさん

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ onion22jp [RD-180の米国産化:何で国産するんだろ?ロシアから輸入すればいじゃん、と思いましたが、googleって調べてみる..]

_ akiaki [なるほど。補足説明、どうもありがとうございます。 しかし、最近”ぐぐる”(googleで検索してみるという意味)とい..]


20030930 寒い〜 [長年日記]

_ <今日の御挨拶>

ほんと、いきなり寒くなりました<秋田 時々ストーブに火を付けるようになりました。このまま、紅葉も一気に進むのかな?

明日から10月。JAXAの誕生もさることながら、今月は世界3番目の打ち上げ技術を中国が有した月として記憶されるんでしょうね、きっと

_新宇宙機関、1日発足 3組織統合、調布市に本部

(秋山の個人的な感想)この日記を書いているのは10/1ですが、、、今日からJAXA誕生ですね。これからの展開が楽しみです。

_インド東部に隕石? 1人死亡、20人負傷

(秋山の個人的な感想)私の知る限り、隕石で怪我をした人は100年ほど前?にイギリスだったかで道路に落ちた隕石がリバウンドしてお腹に当たった人が居たぐらいだったかと思います<イギリスには隕石保険がある

死者が出たケースは初めてか、と。続報が待たれます。

_<小型衛星失敗>製作したNECが国に賠償金3億円支払い

(秋山の個人的な感想)うーん。どうなんですかねぇ、これ。衛星製作に3億7千万かかったと認定して3億円賠償ってことは、ほとんどNECだけの責任って事ですよね。宇宙研の責任はほとんど無かったの?NASDAがNASAバリの文書管理による組織なら、宇宙研は独自の計画管理手法による組織と言われます。今回の件は、宇宙研のそういった能力が落ちていることも示しているように思えるんですが。結局こうなってくると、メーカー側はきっちりとしたNASDA型の文書管理を求めませんか?結局、メーカー側に責任をかぶせてしまうようなやり方は、宇宙研方式の首を絞めてると思うんですが。宇宙研とメーカーが共に責任を負う、その代わりに一緒に研究開発を進めるという雰囲気が無くなって行っちゃうんじゃないかと心配です。時代はISOとか文書管理の時代、危機管理の時代なのかなぁ。。でもそれとは違った危機管理があると思うんですが。ホントにこの幕引きで良かったんですか?

予断ですが上記のリンク先の松浦さんの昔のインサイドウォッチには、フランスの技術者が太陽電池パドルの輸送用止め金を外し忘れたためだという噂話が載っていて面白かったです、ハイ

_シー・ローンチ社によるHorizons-1の打ち上げ

(秋山の個人的な感想)10/1に打ち上げだそうです、例の海上発射のロケットで。打ち上げ中継、楽しみ、楽しみ。

_科学衛星、事実上の「宇宙迷子」に

(秋山の個人的な感想)東亜日報には出ていないのですが、未だ通信が確立していないようです。まだ諦めるのは早いと思いますが、うーむ;

_有人宇宙船「神舟5号」打ち上げについて語る・ロケット専門家/Chinese Yuhangyuan Could Reach Space In Fortnight

(秋山の個人的な感想)10/11〜17で、有人打ち上げが実施されるようです。誰が乗るかに関しても、いろいろと憶測があるようで楽しいですね。

_Lockheed Martin and Northrop Grumman Team Up For Orbital Transport Bid

(秋山の個人的な感想)中国の有人打ち上げもさることながら、アメリカの軌道往還機の行方も気になるところ。今回はロッキードマーチンとグラマンが語っているようです。

_NASA Mars Picture of the Day: 10,232 New MOC Images From August 2002 through February 2003 Released

(秋山の個人的な感想)グローバルサーベイヤーによる、高解像度画像の公開です。そういや、昔水遊びをしたらこんな砂州とかが出来たなぁ。。。

_ESA awards the first Aurora mission design contracts

(秋山の個人的な感想)うーん。ESAはNASAと別に、火星探査をするって事ですかね。日本も参加するな、ESAと組む方が良いかも。少なくともESAとNASAを両天秤にかけるぐらいの”あこぎさ”は身につけた方が良いか、と(笑)

_ ・今日のおまけ理科好き育て、小柴さんが財団 ノーベル賞金など投じ

(秋山の単なる愚痴)小柴さんっ!そうやって育った理科好きの青年(誰がなんと言おうとまだ青年)が、来年度からの職が無くてここで路頭に迷いかけてますっ!!!(絶叫)


=====本家=====